大豆イソフラボンからの様々な恩恵
大豆の恵といいたくなるほど、イソフラボンはわたしたち人間に多くの恩恵をもたらしてくれています。
大豆イソフラボンは、ポリフェノールの一種です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た構造で、似た働きをすることが知られています。
外から摂取した大豆イソフラボンが、体内でエストロゲンと似た働きをすることで、エストロゲンの減少がもとでおこる骨粗しょう症、更年期障害に効果があると、期待されています。
これはイソフラボンが腸内細菌によって代謝され、吸収され、エストロゲンに似た働きをするからだということなのです。
また、イソフラボンの摂取はバストアップにも効果的です。
日本人の半分くらいの人が、この腸内細菌を持っているということです。
この腸内細菌を持っている人の割合は、大豆を良く食べる国では高く、あまり食べる習慣のない国では低い値がでています。
アジア系でこの腸内細菌を持っている人は50％を超えているのですが、欧米は50％から30％くらいの範囲です。
大豆を食べる習慣と比例すると考えられるため、日本の若い女性は腸内細菌を持っている人が欧米並みに低くなっているということです。
とても、もったいないことだと思います。
イソフラボンの効果は、先にあげた骨粗しょう症、更年期障害の他にとどまりません。
コレステロール、中性脂肪、体脂肪を減らす効果があります。
牛乳を豆乳に代えるだけでも、ダイエットになります。
豆乳のカロリーは低脂肪乳と同じくらいです。
イソフラボンは乳がん、前立腺がんの予防も期待出来ます。
今や国民病というくらいの「がん」ですが、イソフラボンを積極的に摂っている人とそうではない人を比べると、イソフラボンサプリを摂っている人の方が、がんになる割合が少ないことがわかっています。
悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増やす効果があり、サラサラの血液にする働きがあり、動脈硬化の予防になります。
血管も強くなり、動脈硬化を予防してくれるのです。
美容では、美肌、無駄毛が生えるのを抑えるといった嬉しい効果もあります。
せっかくの大豆の恵を受け取れるように、大豆イソフラボンを摂取できるような食生活にしていきましょう。
食生活で補えないなら、サプリメントを上手に使いましょう。
また、健康に良い成分としてアラキドン酸サプリもおすすめです。
こちらはイソフラボンにない健康効果も持っているので、合わせて使ってみてください。
